本日、3DSとWiiUでのパッケージソフトのダウンロード販売が開始されることが発表されました。
まずは8月発売の『New スーパーマリオブラザーズ 2』からパッケージとダウンロードの併売が開始され、それ以降NINTENDO発売のソフトは原則として併売となるようです。
また、従来のダウンロード販売が小売りを排除する方向に進んでいた現実を危惧し、NINTENDOはきちんと小売りに能動的に関与してもらうアプローチを選択することになるようです。簡単に言えば店頭でコードを購入してeショップからダウンロードという形です。(もちろんeショップから直接購入することもできますが、下で説明されているように小売りでDL版を買う方がお得になるような仕組みが用意されているようです)
その利点として
・クレジットカードや携帯電話での決済に抵抗がある方やそれらを持っていない方にも、従来と同じ感覚でダウンロード版の購入をしていただくことができる
・そもそもダウンロード版を知らない人にも認知してもらえる
・小売りが品切れや在庫過多による在庫リスクを抑制することができ、それにより販路の拡大にもつながる
※小売りにとっては下の「売値はパッケージ同様小売り自身が決める」とあわせてこれが一番大きいでしょうね。
・小売りでのダウンロード版の販売に関しては、パッケージ版と同じように小売り自身が売値を決めることができるようにする。それにより「パッケージは値引きがあるのが当たり前なのに、デジタルには値引きがない」ということにはならないので好きな形態をお客様に選んでいただける。
※(この点に関してはダウンロード版の過剰な値引きによる小売り殺しを抑制するという意味合いもありそうです)
また、WiiUにおいてはハード発売時からパッケージとダウンロードの併売が展開される予定のようです。
これはもしかしたら、以前妄想した「WiiUロンチからドラゴンクエスト10がチャンネルに並ぶかも!」が現実になるかもしれません。
そして最後に、目が悪いのか耳が悪いのか〇が悪いのかわかりませんが、未だにガチャとDLCの区別がつかない人がいるようで(何故か一般の人よりマスコミや業界人に多いw)、「よりやり込んだりするために、一律の金額で決まったコンテンツが買えるDLCはともかく、構造的に射幸心をあおるような形でお金を徴収して、そのうえ確率で何かがもらえるというようないわゆるガチャ商法はやらないよ」と再び釘を刺したようです。